さくらんぼ高収穫へ植物性もみ殻シリカ導入実験開始
2024年は猛暑による影響で8700トンと1994年以来の不作に
日本のさくらんぼの8割以上を生産している山形県では、2023年夏や収穫期に当たる2024年5-6月の記録的な猛暑の影響で、収穫量が予想を大きく下回り8,700トン程度になるという見通しを発表されました。
これは1994年に8,600トン、および2021年の9,160トンと並ぶ歴史的な不作となる見込みです。
山形県によると、昨年夏の高温少雨により2つの実が結着した状態で成長する「双子果」が多発し、さらに収穫時期の2024年6月の高温により急速に熟度が高まり収穫時期も短くなったことが主要な要因と考えられています。
2025年度は2024年の不作状態から改善する為、植物性もみ殻シリカパレットを佐藤錦、紅秀峰の木に施肥しました。
植物性もみ殻シリカパレットは、土壌の通気性、保水性、排水性を改善し、根腐れを防ぎ、根張りを良くする効果があります。
また、微生物の活動を活性化し、健康な土壌環境を整え、作物の生育を促進し、長期的な収穫量の増加に繋がります。
また、植物性もみ殻シリカパレットには、遮熱効果があり、植物性もみ殻シリカスプレーと同時採用することから、裂果抑制効果の他、高熱ストレス下での糖度維持効果が期待できます。